簿記検定奮闘記
簿記検定は難しい!

<2級の勉強だよ〜♪>
 2級の試験は6月です。2級の勉強を開始したのが、1999年3月だった。残り3ヶ月、やればできる!を信念とし、頑張ってみた。げっ、しかし3級の内容を忘れてる。うぅぅぅ(>_<) どうしよぉ。
 テキストは商業簿記と工業簿記が一緒になってるやつでいきなり完全演習から入ったものだからなにがなにやらちんぷんかんぷんだった。この試験を受けてみてわかったことは、マークシート試験だったらいきなり過去問から入るのはとても効果的だけど、直筆試験はこの方法はとてもとても難しいです。きちんと理解して行かないと最初から躓きます。過去問を解けた気になっていてもそれは本当にそんな気がするだけで、全然身になっていないんです。2級まではまだそんな荒さが残っていても合格はできるとおもうけど、その後の1級の勉強の進度スピードに大きく影響してくるところだということに気付きました。
 学習1ヶ月目、商業簿記はなんとなく仕訳は覚えたし、試算表も苦手ではなくなった。商業簿記だけだと、軽く70は突破出来ている感じだった。しかし、少しでもイレギュラーな問題が出されればたちまち撃沈。意欲も失せるレベルだからまだまだだと自分で思った。一時商業簿記ばかり頑張っていると、商簿は余裕になってくる。そこで、次に工業簿記を開始した。試験まで残り1ヶ月半。 全然解けない〜(汗) こっ、これが2級か!? と思うくらいの難しさに思えた。テキスト読んでも全然理解できないし。でも一応最後まで目をとおしたけど、ほとんど頭に入ってなかったです。
 勉強方法を変えました。それは一ページずつゆっくり完璧に理解していくことにしたんです。今まではちょっと分からないところがあると飛ばしていたんだけど、これだと工業簿記の場合、後に全部関係してくるので、それ以後の内容が全く理解できなくなるシステムなんです。試験でも同じで、工業簿記は最初の一、二問を間違えると、最後まで引きずる可能性が高い問題ばかり出題されるので、2級の場合はこれが苦手な人は多いと聞きます。
 標準原価計算とか直接原価計算とか言われてもピンと来ません。周りに知ってる人が居ればまた違うんだろうけど、わたしの場合は完全に独習だったのでそれも不可能でした。田舎で受けるとこういう制約あるから辛いです。

 過去問を一生懸命解いて、やっと65点近辺いくようになりました。なんとか工業簿記の弱点を商業簿記で補う形をとりたいんですが、商業簿記で難しい問題が出ると工業簿記が足手まといになって、さらに商簿でも採れないのだから目も当てられない状態です(^^;
 試験まで残り2週間を切ってもあいかわらず70点以下の時が多く、どうしようもなかったです。こればかりは焦っても仕方ないので、着々と作業を進めて行きました。
 そして本番・・・

 試験は午後からでした。商業高校で執り行われました。とても天気が良くて、昼寝には最適な・・(おいおい) そんな感じでリラックスの中にも緊張感漂って試験場へ行きました。今でも良く覚えています。やっぱり女子高生が多かった・・・(爆) 結局香水の臭いが漂い、またまた息苦しいモード・・かと思いきや、6月ということで、窓は全開です。とてもすがすがしく、いい風が教室の中に入ってきました。今でも覚えています。夏の甲子園選抜地方大会のあるシーズン。さわやかな風が吹き抜けてくれるあの教室。
 商業簿記から手を付けました。一問目の仕訳、楽勝、二問目の帳簿、なんとか半分くらい採れた。三問目の為替の問題、よくわからないので飛ばしました。四問目の工業簿記は標準原価計算です〜☆ うわわぁぁ、まずい、標準原価カードってなんだろう・・!? と言う具合で全然理解していないために見てもよくわからないので、本能のままに答えてしまいました。5問目は4問目と関係ない問題で、なにかの差異を求める問題でした。(良く覚えていません) 試験時間は2時間です。集中力が続くかどうかが勝負なんです♪

試験終了・・・

 そして合格発表。おぉぉぉぉお、合格してる!72点www すごい、自らすごい奇跡が起きた。と思いました。なんとか合格することができました。これも電卓くんのおかげと思い、新しいリチウム電池を電卓君にプレゼントすることになりました。

次は1級です。本当に苦しいのはここからです。長い長い簿記検定1級との戦いが始まります。

<消費エネルギー>
【資金消費】テキスト代6200円+過去問1800円=8000円
【時間消費】基礎学習120時間+過去問30時間=150時間
【体力消費】少し体力を使う試験だった・・・10
【精神消費】不安は特にない・・・0
【他人消費】誰にも手伝ってもらわなかったから・・・0


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