簿記検定奮闘記
簿記検定は難しい!

<1級の勉強その1だよ〜♪>
 2級の合格発表も終わり、さて、1級の受験勉強開始である〜♪ さて、まずはテキストと問題集を選ばないと。。。と思って選んだのはそこらへんで売っている2級のときと同じ会社のテキスト&問題集を購入しました。1級は科目が4つに増えて、「商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算」です。
 1級ともなると本の厚さもバカ厚くなっています。2級の3倍は楽にあるんですね〜。ボリュームは比べものにならないです。やっぱり受けるのよそうかと思うくらいの量です。
 でも受けようと思ったのは、ここでやめたらなんとなく負けた感じがするとおもったからです。さて、頑張ろう!

 まず始めたのは簡単そうな(この考え方はまず間違っていることに気付いていなかったのです)会計学に手を付けました。他の三教科は後回しです。とりあえずテキストが一番薄かったこれを先に開始しました。
 会計学は法規がほとんどで、計算はあまりありませんでした。暗記問題だったので案外楽に覚えることができました。なーんだ、結構楽じゃん♪って思っていたんです。ここで時間を大幅にロスしています。なめてかかってたので、後々の恐怖を予想していませんでした。

 会計学の難しいところは、慣れていない法規の言い回しや引っかけに近い問題、そして漢字がたくさんでめまいがしそうになる(^^;感じです。会計学がひととおり終わったところで商業簿記に掛かりました。最初の方は2級の内容と似ていたのですが、だんだんと難しくなっていきます。これが1級か・・・このとき難しさを実感しました。練習問題がうまく解けない、、こんなレベルです。
 仕訳一つとってみても難しい勘定科目と計算でやる気も無くしてきます。でも勉強勉強です。なにかこのとき集中力がだんだんついてきました。それは自分でもわかってきました。でも誰も教えてくれる人が居ないので自分で理解しないといけないのはとても苦痛でした。インターネットで聞くということをし始めたのはまだまだずっと後のことです。この時は完全に独学です。
 受験を2000年6月に受験するために1999年の11月頃から勉強を始めたのですが、もう3月です。一体自分は何をしていたんだろう。。。おかしい・・・おかしいのだ。この3ヶ月ほとんど身になっていない。しかも基本問題ばかりやっていてなんとか理解できたレベルしかないので、過去問など買う気にもならなかった。(一度も過去問を見ていないので基本問題だけのレベルでは通用しないこともこの段階ではわからなかった)

 しかし!!!

 ある日急に商業簿記が解けるようになった。でもまだ40点くらいです。全くわからなかった自分がこんなに点とれてとても嬉しかったです(^^) 同時に会計学も点が上がりました。まだ合格できる代物ではないですが、戦い始めることができる点数なのでとても安心しました。わたしは安心すると気が抜けるタイプなので、ここで気を抜かないようにしました。
 工業簿記に入ったのが4月でした。この時点でもうかなりスケジュールオーバーな予定です(汗) 工業簿記がこれまた全くわからない・・・わからないだけでストレス感じます。うーん、エンジンでいうと、意味もないのにフル回転して勝手に疲れてる状態です〜。。。こんな感じで進めてもほとんど自分の身にはならなかったです。原価計算も似ていたので一緒に進めました。でも進んでる気がしません。最初に部門別原価計算を学習したので後々考えたら、とても難しいレベルの論点を最初にやったもんだと少し後悔しています。
 1級の工業簿記・原価計算で易しい論点といえば、「総合原価計算」「標準原価計算」「直接原価計算」が主です。他にもABCとかありますが、あまり出題されないので考えません。
 総合原価計算は多くの製品を製造するもので、考え方さえマスターすれば容易に解くことができます。
 標準原価計算は標準原価カードを作って、その後の製品への賦課の考え方を間違っていなければ簡単です。深く追求すれば難しいですが理解はそう難しくないはずです。
 そして直接原価計算ですが、総合原価計算と組み合わせて出題されるのを見たことがあります。っていうか結構あると思います。変動費と固定費を分けて考えるということだけ覚えてれば一通り理解できます。(変動費と固定費を分けるのに時間を取ってしまう場合もあるので注意は必要ですが)

 とうとう1級初受験の日がやってきました(^o^)/ 半ばあきらめかけています。こんな状態で受けました。またまた高校で試験がありました。今度は受験生は田舎ということもあって、100人以下の少人数での受験でした。今回は女子高生など高校生はまばらです。さすがに1級となると高校レベルでは受ける人も少ないようです。
 試験が始まって問題を見ると、残高試算表の作成問題でした。はっきり申し上げて、さっぱりわかりません。未熟さを実感させられました。会計学は理論などは少しわかりましたが7割は到達していません。やる気の失せたまま工業簿記・原価計算が始まりました。どちらも難しい問題で、一つは構造的意志決定という最悪の事態となりました。これはほとんど勉強していなかったので、最初の1問くらい解いたくらいであとはさっぱりです。
 と言う具合で試験が始まった瞬間に落第確定ってなったので、今後のスケジュールが立てやすかったです(^^;

そして発表の日! 通知書を開いてみると、やはり不合格の文字が・・・(汗) 全部で43点でした。思ったよりとれていたのでラッキーっと思ってしまいました。でも言い換えると全部足きり点に近いんですよね。
 そして、全経が1ヶ月後の7月にあったんですが、これも同じく不合格でした。相手にならなかったです。太刀打ちできません〜(悲)
このあと、2回目の受験・・・に取りかかることになりますが・・・次回へ続く

<消費エネルギー>
【資金消費】テキスト代6000円
【時間消費】基礎学習180時間
【体力消費】だいぶん消費・・・30
【精神消費】ストレスが溜まる・・・70
【他人消費】知人に少し不満とか聞いてもらった・・・20


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